しゃくなげ平通信

理想の土地、しゃくなげ平からのお便り

坊主ヶ滝

猪苗代町から福島に抜ける国道115号から右に少し入ったところ(磐梯熱海に抜けるボナリグリーンライン)に中ノ沢温泉があります。温泉が開かれて400年、毎分13,400ℓという源泉湧出量で、単一の湧出口としては日本一だそうです。

その中ノ沢温泉のすぐ近くにある坊主ヶ滝。駐車スペースがわかりにくかったですが、宝来堂製菓さんの駐車場の一つ先に、「坊主ヶ滝ここより150m」という小さな看板がありました。

滝を見てきたらしいバイカーのカップルがいたので、ここから近いですか?と尋ねたところ、クマが出そうなので怖くて途中で引き返してきた、とのこと。じゃあもう一度一緒に行きましょうと歩き始めたら、確かに鬱蒼とした感じ。雨模様で天気が悪かったせいでもあります。

でもほんとに歩いてすぐのところに滝はありました。

恐らく温泉と混ざっていると思われるような川。川底が白っぽかったり、ほんの少し硫黄の香りもしたような気がします。水はきれいで冷たかったです。でも短パンだった夫は、10か所以上蚊に刺されていました(^^;)。

この地域にはもう一つ達沢不動滝という滝があります。そこは数年前に一度行ったことがあります。二つともメジャーな滝ではないかもしれませんが、落ち着けるしっとりした場所です。達沢不動滝にも近いうちにまた行こうと思います。

5月と6月のしゃくなげ平

この土地を契約するまでに半年近くかかってしまいました。県外で働いている夫が雪のない状態をなかなか見る機会がなかったのです。それでも私は季節ごとの様子を見たかったので、定期的に行っていました。

これらは5月の様子です。新芽が出てきています。それが、

6月にはこんなに茂っていました。この頃ようやく夫が現地を確認。正式な購入手続きを取り始めました。

葉っぱが広がると、土地全体がまったくの日陰になってしまうので、地面には雑草はほとんどなく、笹だけが生えています。私の好きな日陰の庭を作るにはもってこいです。笹を取り除いていくことがちょっと大変そうです。

昨日のしゃくなげ平

久しぶりにいいお天気になったので、早速しゃくなげ平に出かけてきました。ここは本当に気持ちのいい場所です。

真上を見上げると木々がきちんと譲り合って成長しているのがよくわかります。樹上を渡る風の音も本当に心地いい。

昨日は一つ苗を植えてきました。ずっと欲しかったクレマチスのホワイトマジックです。どこに植えたらいいか決められないまま、買ったときのプラスチックの鉢で真夏を過ごさせてしまいました。

しゃくなげ平の土地は何十年も落ち葉が降り積もっているので、さぞかしいい腐葉土が出来上がっているだろうと思っていました。確かにフワフワの土だったのですが、いろいろな根っこが細かく縦横無尽に走っていて、とてもハンドスコップ一つでは太刀打ちできないことがよくわかりました。今度何かを植えるときは、スコップや鍬を持っていかなければ。

しゃくなげ平との出会い II

4月上旬、今年の積雪は多かったもののさすがに融けただろうと思って出かけてみたら、しゃくなげ平の土地は確かに斜面は多かったものの、予想以上に平坦部がありました。軽井沢の千ヶ滝別荘地のような雰囲気ですが、これが千ヶ滝だったとしたら20倍くらいの値が付くのではないかと秘かに思いました。

樹木はほとんどナラの木で、針葉樹はほとんどありません。

この写真を見て、落葉時には山が見えることを思い出しました。

しゃくなげ平といってもシャクナゲの木は1本もありません。しゃくなげ平といういわゆるブランド名で、第一から第三まであります。ここは第二。いずれシャクナゲを植えようと思っています。

 

慣れないはてなブログ

実はブログ歴は18年なのですが、はてなブログを使うのは初めてで、なかなか勝手が違って使いにくいと思いました。でもだからといって使い慣れたブログに戻るのはつまらないので、チュートリアルを見ながら書いています。

使い慣れたブログに戻りたくないのは、心機一転という気持ちがあるからです。以前のブログも更新したりしなかったり。でもブログは自分や家族の記録でもあるので、続けていきたいと思っています。

 

しゃくなげ平との出会い

そもそものきっかけは夫が言い出したことでした。会津に移住して猪苗代湖に魅せられてしまった夫は、「猪苗代湖の近くに小さい土地を買って、夏の小屋を建てよう」と言い始めたのです。元々不動産物件探しが大好きな私は早速ネット検索。でもなかなか猪苗代湖付近ではいい感じの場所は見つかりません。意外に土地の値段も安くないし、それでも検索を続けていたある日、え?と思う土地がとあるサイトに出ているのを発見。しゃくなげ平第二という別荘地でした。担当の方に連絡し、まだ売れていないことを確認。一人で出かけてみたものの、冬の最中だし、地番だけでは場所の特定が全然できませんでした。

夫に、「湖の近くではないけれど、いい感じの場所がある」というと夫も興味を持ってお正月休みの間に行ってみることに。今回は管理人さんを訪ねて聞いてみました。今年の1月のことです。地番を言って連れて行ってもらったのですが、何しろ今年の冬は雪が多く、境界も何もわかったものではなく、ただ何となくほとんど斜面であろうということがわかりました。そのときは土地の雰囲気だけを感じ、雪が融けたらまた来てみます、と出直すことにしました。

担当の方に興味があるということをお伝えし、平坦部があるか聞いてみたところ、「ない」というお返事。そうかぁ、だから安いのねとは思いましたが、夫は2mくらいの幅で平らな部分があるだけでいいと言います。とにかく雪が融けないことには何もわからないので、春まで待ってみました。

 

続く